ogikubojinの日記

産前産後のケアでいらっしゃっている患者さんたちとのとりとめもない話

患者さんとのこと

同年代の方が若年性認知症になった話から考えてしまうこと【人生で自由に使える時間って】

ちょっと身につまされる話でした…。 先日いらした女性患者さんの職場の同僚の男性が「若年性認知症」と診断されたらしいのです。 まだ、40代半ばですよ。 …だけど。 実は、僕も、女性患者さんも、その同僚の男性も、ほぼ同い年だという事実。 早過ぎやしま…

マタニティ?妊婦?どちらが相応しい言葉なのでしょうか【整体院での日常】

ここ10年くらいのことでしょうか? 妊娠されている女性を指す言葉として、「マタニティ」という単語が一般的に使われるようになってきました。 マタニティバッジ、マタニティヨガ、マタニティウェア…などなど。 しかし、実は書き手にとっては、この「マタ…

抗生物質を簡単には処方してくれない伝説の小児科クリニック

治療院のある荻窪から、バスでほんの5〜10分ほど行ったところに高井戸という街があります。 患者さんから聞いた噂なのですが、その高井戸にどうやら伝説の小児科クリニックがあるのだとか。 なんでも薬をなかなか処方してくれなくて有名なクリニックなの…

産後の物忘れって経験されたことありますか?【追記】 

出産されてから半年くらいまで間というのは、母体にとって非常に繊細な時期。 とかく心身ともに変調をきたしやすいタイミングでもあります。 それは、妊娠、出産を経て、それこそ急激にホルモンバランスが変化を起こすから。 そういうこともあってかでしょう…

バセドウ病を放置されていた女性患者さんのこと【女性特有の疾病についても】

みなさん、日々の健康管理は、きちんと出来ていますか? 「ちょっと最近、調子が悪いんだけど…」 何かいつもと違う異変を感じたら、すぐに検査すること。 そして、お医者さまから貰った薬は、きちんと飲むこと。 しかし、忙しさのあまり、ついつい病院から足…

子育てしながら教習所通いをしたものの…【育児休暇中あるある】

みなさん、育児休暇の間って、どう過ごされていましたか? まとまった時間がとれそうなので、普段出来ないようなものにチャレンジしようと考える方が多いはず。 復職後を見据えて、資格の勉強をしてスキルアップを果たしたい。 ドラマや映画を観まくりたい。…

男性側の育児休暇取得についての現状【オピニオン】

ここ数年の話ですが、当院にいらっしゃる患者さんのなかにも、ようやく「旦那さんが育児休暇を取った」という話をちらほらと聞くようになってきました。 でも、まだ本当にわずかですよ。 おそらく全体のなかで、ほんの数パーセントほどだと思います。 それで…

ちょっと乱暴なハーフの子が垣間みせた寂しげな表情【整体院託児所での日常】

10年以上も前の話です。 当時通われていた患者さんのお子さんで、あるハーフの6歳児に大変気に入られてしまった思い出について語らせてください。 日本人の母親と、イギリス人を父にもつ男の子。 とても美形の男の子だったのですが、どことなく寂し気だった…

今どきの軍用機のデザインにはぜんぜん萌えないんですよね【ミリタリー男子の憂い】

近頃、ミリタリー女子なる種族が増えてきているように感じるのは、ワタクシの大いなる勘違いによるものなのでしょうか? 治療院にいらっしゃる女性患者さんから、「富士総合火力演習」に観覧に行くことを勧められたり、自衛隊の装備について意見を求められた…

僕の乳幼児期の記憶って本物?それとも偽物なの?【乳幼児期の記憶について】

患者さんとふだん話すことで、頻繁にテーマとしてあがるのが乳幼児期の記憶について。 自身の小さい頃の思い出って、皆さんいったいどれくらい残っているものなのでしょうか? 乳幼児期の記憶って、意外と記憶からスッポリ抜けてしまっているもの。

オタク気質な産後のママたちもWELCOME!【オタク女子たちの内緒話】

ふだん当院の「産後の骨盤矯正コース」にいらっしゃる女性患者さんたち。 それはもう、様々な人種の方々がお見えになります。 (※外国人という意味ではない) なかには少数派ながら「オタク気質」のママさんなんかもいらっしゃいます。 こういう方々、個人的…

四半期決算に移行したことで、会計士さんたちが壊れてしまった話

今から、ちょうど10年前くらい前の話。 まさにリーマンショックが世界を震撼させる直前の頃。 当時、勤務していた中野の治療院では、どういう訳だか30歳前後の若いサラリーマンの新規患者さんが急増していました。 皆、一様に疲れ切っている様子。 しか…

霊感のある患者さんが通院を止めてしまった理由【もらってしまうこととは?】

もう10年くらい前だったかなぁ? 当時、ある30代の女性患者がいらっしゃるようになりまして…。 その方、なんと霊感があると仰るのです。 まだ駆け出しだった当時の自分にとっては、もちろん生きている人間を相手するだけで精一杯だった訳で。 目に見えな…

10歳以上も年の離れた旦那さんほど優しいものらしい…

今回は、7〜8年くらい前の話です。 当時、うちの「産後の骨盤矯正コース」に通われていた患者さんたちの間で、「年の差婚」がちょっとした話題になっていた時期がありました。 細かい経緯はよく覚えていないのですが、おそらく芸能界で年の差婚が相次いだ…

音楽好きだった患者さんたちとの回顧録【青春の90年代ロック】

今は、子育てに忙しい毎日を送るママでも、かつては皆、それぞれのかたちで青春を謳歌していた少女でした。 今回は、そんなママさんたちのなかでも、とくにロックミュージックに青春を捧げた方々たちについての話。 とりわけ印象に残るアーティストについて…

ささいなことから始まった夫婦喧嘩の顛末

10年くらい前の話。 「産後の骨盤矯正コース」に通われていた患者Aさんが突然、予約時間より1時間近くも早く来院されたんです。 しかし、その表情はどこか元気ない様子。

赤ちゃんたち3人に芽生えた連帯感【赤ちゃんたちの社会性についての考察】

今から10年ちょっと前の話です。 当時はまだ、カイロプラクティックの世界に入って間もない「新人さん」だった自分。 当然、担当させていただく患者さんも、そうはまだいません。 だから時間が空いていたので、よく託児所で患者さんの赤ちゃんのお世話をさ…

【産後クライシス】旦那への関心はいずこへ  

出産してから急激に旦那への関心、興味が薄れてしまったという話をよく耳にします。 母性がなせる業なのでしょうか、旦那の存在というものがほぼほぼ眼中から消えてしまうそうなのです。

若くして出産したことで悩まれていた、あるママさんの話

育休中って、さまざまな職種、年齢の方々が知り合う、またとない機会が出来るもの。 たまたま、同じ自治体に住んでいて、出産日予定日が近かったという共通項があるだけで、母親学級で一緒となり、そして強い繋がりが生まれます。 広い社会のなかで、こんな…

身体を壊してしまった、あるエステティシャンについての話 

7~8年前くらいでしょうか。 まだ中野の治療院で働いていたときの話。 ある平日の昼間に若い女性の方から予約が入りました。 とにかく頭痛が酷くて、日常生活にも障ってしまっている状況なのだとか。 実際いらっしゃって、話を聞くと、歳はまだ二十歳。