ogikubojinの日記

産前産後のケアでいらっしゃっている患者さんたちとのとりとめもない話

カナブンの数がめっきり減っているらしいけど…【3種それぞれのカナブンについての考察】

出典:http://www.insects.jp/kon-koganekanabun.htm あっという間に、夏は終わってしまうもの。 どんなに暑い夏だったとしても、過ぎ去ってしまえばあっけないものです。 夏と言えば「昆虫」。 子供の頃は、よく飽きもせずに昆虫ばかり追いかけたものです。…

新米の季節に思うこと【ササニシキというお米をご存知ですか?】 

ちょうど新米が出回る季節になりました。 もう、皆さんは美味しい新米を頂きましたか? 僕は知らないうちに頂いていたみたいです(笑)。 (気付かなかったのは、きっと今年の出来栄えがさほど良くなかったからかと…) ところで。 お米といえば、かつて「コシ…

野生のキノコから基準値を超える放射性セシウムが検出される【チェルノブイリの教訓から考えられること】

ちょっと看過できないニュースが目に留まりましたので…。 かなり迷ったのですが、ブログにまとめておこうかと。 山形県内で採れた野生のキノコから、基準値を超える放射性セシウムが検出されたそうです。 もちろん、販売元は自主回収することに…。 www.fnn.j…

恐怖は遺伝するもの!?【クモ恐怖症から恐怖遺伝子について考えてみた】

先日、ヤフーのトップで、こんな記事を拾いました。 「クモが怖い人は、午後7時35分に家にいないほうがいい」 headlines.yahoo.co.jp これ、完全に僕のことですね(笑)。 そう。 自分、「クモ恐怖症」、つまり「アラクノフォビア」なんです。

街中が警察官だらけになってしまう時【富田林の脱走男のニュースをみて】

先週でしたか、都内でも駅構内で頻繁に警察官の姿を見かけたんです。 それは、主要ターミナル駅にとどまらず、郊外のベッドタウンのような駅でも。 やはり、あの事件でなのでしょうか? www.sankei.com 「都内に潜伏しているかもしれない。」といった情報も…

昆虫と細菌とのさまざまな共生のかたち【クロカタゾウムシの硬い外骨格の秘密とは】

「腸内フローラ」という言葉は、すっかり一般的になりましたね。 腸内環境を整えることが、健康増進に繋がる事実がわかったため、乳酸菌はじめ、あらゆる発酵食品の有用性が見直されています。 さらには、最近になって細菌と人間との関係についての研究も盛…

電車の真向いに座った「鼻くそホジホジおじさん」を見て考えたこと【人はいつから「おっさん」なってしまうのか?】

先日、仕事帰りの電車のなかでのこと。 真向いの座席に座っている中年男性が、なんと何の恥じらいもなく延々と鼻くそをほじっているではありませんか。 真正面ということもあり、どうしても「その行為」が視界に入ってきてしまうので、牽制する意味でワザと…

駐キューバ米大使館が謎のマイクロ波をくらう【かつての冷戦時代を彷彿とさせる非人道的攻撃】

かつての冷戦時代を彷彿とさせるニュースが報じられました。 キューバに駐在する米大使館員たちが、相次いで原因不明の聴覚障害などの不調を訴えて、調べたところ脳に損傷が起きていることが発覚。 事態を案じた米政府が、駐キューバ大使館員たちを緊急帰国…

ウリ科の野菜に潜む食中毒の危険性について【そもそも野菜は有毒だったという話】

ちょっと前に、なかなか面白い記事を見つけたんです。 ウリ科の野菜に潜む食中毒の危険性について。 news.yahoo.co.jp ズッキーニやヘチマ、ニガウリ、キュウリ、メロン、スイカといったウリ科の野菜を食用することで、中毒症状が起こることがあるのだとか。…

大泉学園駅には、実は大学が存在しない【学園都市計画が頓挫した先にあったもの】

東京都心部と、練馬区および埼玉県南部とを繋ぐ沿線住民の足である西武池袋線。 そんな西武池袋線にあって、ひときわ多くの乗降客で賑わう「大泉学園駅」。 練馬区においては「練馬駅」に次ぐ、有力な駅となりましょうか。 西武鉄道92駅のなかにあって、他…

先祖返りした野性のイノブタから見えてくるもの【ホグジラ伝説とは?】

今回は、巨大生物についてのお話です。 みなさん、ホグジラという生物をご存知でしょうか? 「巨大」というキーワードから「クジラ」を連想してしまった方は、間違い。 正解は、巨大なイノブタ。 ちなみに、イノブタとは、その名の通り、ブタとイノシシのハ…

スギ花粉症の薬をジェネリックに変えたら全然効かなくなった話【ジェネリック医薬品について】

もはや「国民病」とまで言われるようになったスギ花粉症。 東京だと、2人に1人が罹患しているなんて話もあります。 かくいう自分も、その一人。 これこれ20年来のスギ花粉症患者なんですね。 でも、自分の場合は、運良く「よく効く薬」に出会うことが出…

放射能を中和させる技術が確立したという話だったが…【ロシアは果たして科学先進国であるのか?】

ちょっと昔のニュースなのですが。 もちろん、今さら感もあります。 なので、どうか肩肘を張らずに話半分でお聞き頂けたらと思います。 2015年7月17日にロシアの新聞メディアから、こんな衝撃的な見出しが発信されたのです。 放射性物質の多くは、自…

スマニュー砲が大爆発!!【ある独り言】

ある朝、とんでもない異変に気付いたのです。 なんと、いつもの100倍のアクセスが来ていたんです!! いったい何が起きたんだ!? …と言いながら、たぶん、スマニュー砲だとは思ったんだけどね(笑)。

トレンチコートが普遍的な美しさを持ち続けることが出来るわけとは?【究極の機能美とミリタリーとの関係】

http://forzastyle.com/articles/-/43031 今回は、珍しくファッションの話です。 「トレンチコート」について語らせて下さい。 はるか昔から、その洗練され尽くしたデザインで愛されてきた、大人のワードローブ。 時代の流行に左右されることなく、そのトラ…

オオスズメバチやオニヤンマをも捕食してしまうヤバい昆虫がいるらしい【昆虫界のプレデターとは?】

お盆も過ぎ、暑さも和らぎ、何となく秋の気配も感じられるこの頃。 でも、昆虫たちは、まだまだ活発に活動しているのですよ。 ところで。 昆虫界における「空の戦い」について興味、関心をお持ちになったことはございますか? トンボやチョウを始めとする、…

夏だからホラー映画を紹介してみることにした【映画『心霊写真』】

出典:https://filmarks.com/movies/3690 夏なんで、今回は珍しくホラー映画について書こうかと。 それも、ホラー映画界では異色のタイ映画。 『心霊写真』(2004年) だいぶ前に観た作品なんですが、 「タイで年間興行収入ナンバーワンを記録した」 と…

かつて中国大陸に精強な74万もの日本陸軍が駐屯していた事実【太平洋戦争への端緒をひらいた関東軍の罪深さ】

出典:関東軍 - Wikipedia 前回ブログで、「関東軍」についてちょっと触れさせて頂いたのですが。 せっかくの機会なので、この「関東軍」という日本の歴史上、ちょっと異質な軍事組織について補足する記事を書いてみようかと思います。 ogikubojin.hatenablo…

映画『日本のいちばん長い日』を観て考えたいこと【終戦記念日によせて】

出典:https://eiga.com/movie/38504/gallery/ 明日は「終戦の日」です。 いまから遡ること73年前。 日本が連合軍に対して無条件降伏をした、ちょうど前日である1945年8月14日に、この日本でクーデター未遂事件があったことをご存知でしょうか? 宮…

赤ちゃんが立って、歩いて抱っこした方が泣き止む理由について【輸送反応とは】 

初めての育児をされるにあたって、なかなか泣き止まない赤ちゃんに困っているという方、実は多いのではないでしょうか? 本当に泣き止まない時って、ただ抱っこして座っているだけじゃ許してもらえないですもんね(笑)。 だから、立ち上がって、抱っこして、…

アリを麻薬漬けにして支配してしまうシジミチョウの仲間【シジミチョウのもつ裏の顔とは】

今回は、ちょっと変わった生態をもつチョウのはなし。 みなさん、「シジミチョウ」ってご存知ですか? 比較的、都会でもよく見かける、わりとありふれたチョウであるかと思います。 ちいさな体でひらひらと可愛らしく飛ぶ姿は、まさに癒し系。 でも、一部の…

百年以上も生き続ける驚異的な生命力をもつ生き物たち【ロブスターには寿命すらない?】

世界中には、とんでもなく長寿の生き物が存在するもの。 そんな長寿で代表的な生き物と言えば、やはりカメでしょうか。 リクガメの仲間などは、100歳を超す個体なんてのもザラです。 でも、カメの他にも、100歳をさらに超えて生き続ける生き物たちがい…

同年代の方が若年性認知症になった話から考えてしまうこと【人生で自由に使える時間って】

ちょっと身につまされる話でした…。 先日いらした女性患者さんの職場の同僚の男性が「若年性認知症」と診断されたらしいのです。 まだ、40代半ばですよ。 …だけど。 実は、僕も、女性患者さんも、その同僚の男性も、ほぼ同い年だという事実。 早過ぎやしま…

アマルガムはもう古い?銀歯の素材を調べていったら…【偶然見えてきた歯科医療における混乱ぶり②】

前回に引き続き、歯科医をされている女性患者さんから、またまた勉強させて頂きました。 ogikubojin.hatenablog.com 今回教えて下さったことは、いわゆる銀歯について。 なんと、今どきの歯科治療用の詰め物って、もう「アマルガム」を使わないんですってね…

歯科メンテナンスは果たして保険診療であるべきなのか?【偶然見えてきた歯科医療における混乱ぶり①】

最近、当院に患者さんとして通われ始めた女性の歯科医さんから、こんな指摘をされたんです。 「3ヶ月に1回は、歯科で定期的にメンテナンスしなきゃダメよ」 う〜ん。 虫歯治療が終わっても予防的に半年に一回くらいは、定期メンテナンスに受診した方が良い…

ニワトリが恐竜の生き残りであるという事実【ゲノム解析から判明】

ニワトリが恐竜の末裔だって? いまから遡ること6600万年前に地球上で絶滅にまで追い込まれた恐竜たち。 実は、すべてが絶滅したわけでなく、一部がその後に急速に進化を果たし、どうやら鳥類として姿を変え今に生きているのだという。 そういえば、ニワ…

大便によって不治の病が治ってしまう日が来るかも知れないという話【便移植療法とは】

ひょっとしたら、医療の在り方が根底から変わってしまうことになるかも知れません。 そんな可能性を秘めた、新しい治療法の研究が急ピッチで進められています。 カギは「腸内フローラ」の改善。 それを実行するための「便移植療法」って、ご存知でしたか? …

昭和のノスタルジーを今に遺す貴重なサイトをご存知でしょうか?【昭和スポット巡り】

みなさん、「はてなブログ」以外に何かSNSって、やってらっしゃいますか? Facebookやインスタグラムが多いのかな? でも、やっぱり多くの方に書いたブログを拡散するにはTwitterがいちばん有効なのではないでしょうか? そうなんです。 僕は、昔からTwitter…

 映画『地獄の黙示録・特別完全版』にみる叙情的世界【3時間40分の長い長い映画】

https://eiga.com/movie/1008/gallery/19/ 映画好きのみなさん、こんにちわ。 そして、戦争映画好きのみなさん、大変お待たせ致しました(笑)。 今回は、自分がこれまでの人生で観てきた映画のなかで、「いちばん長い映画」を紹介させて頂きます。 『地獄の黙…

人類は難産であるが故に男女の愛が深まったという話【人類の歴史②】

前回ブログ【人類の歴史①】からの続きとなります。 ogikubojin.hatenablog.com 人類は難産と引き換えに、男女がより深く愛し合うようになった 難産⇒男女の愛?? いったいどういうこと? 順を追って説明していきましょう。