【路線バスあるある】もし乗車してから支払い手段がないことに気が付いたら
気が付いたら、バス絡みの記事がとても多いこと(笑)。
けっこう路線バスって、ネタの宝庫なんですよね。
今回の話は、路線バスに乗ってから小銭がないことに気付いた乗客の方々について。
まあ僕的には、「スイカ満タンにチャージしとけよ!」って思うんですけどね。
みなさんも、乗ってから千円札も小銭もICカードの残高もないことに気付いた経験ってありませんか?
その場合のバス運転士の対応が非常に興味深いんですよね。
いわゆるマニュアル通りの対処というやつは解らないんですが、これが結構、運転士ごとに異なる対応をするんですよ。
まあ運転士さんの気持ちを考えたら大変だと思いますよ。
さすがに走り出したバスから、途中で下ろす訳にもいかないだろうし。
かといって、他の乗客からの冷たい視線もあるだろうし。
定時運行を守りつつ、他の乗客も納得させなければならないという、難しい判断が要求される訳なんですね。
僕がこれまで見て来た、そんな場合における対応パターンをまとめてみました。
以下の通りです。
①有り金をすべて料金箱に投入させる
「そいじゃねお客さん、小銭入れの中身をなんでもいいから全部、箱に入れちゃってね!そうそう!全部ね!」
1円硬貨でも、5円硬貨でも、すべて有り金を投入させてる荒技。
ゲーセンのメダルが混ざってることもあるんじゃ?
まあ、運転士の「道義的責任は果たしましたよ」という対応。
②車内アナウンスで、両替が出来る方を募る
「どなたか5千円札をくずせる方、いらっしゃいませんか〜?」
てとも成功率の低い対処法ですね。
日本人ならではの親切心に訴える手段。
しかし、たいがい失敗に終わることが多い。
③終点の駅前で両替してもらうのを待つ
「◯◯駅まで乗るんですね。じゃあ、そこでチャージしてから払ってくださいね!」
バス終点の駅で、いちど降りた乗客が本当に払いに帰ってくるのを待つものだろうか?
最後まで見届けたことがないので何とも言えないが、コレ運転士の完全なポーズではないだろか?
どうせ、「いいよ。いいよ」で終わっていやしないだろうか。
④今度、同じ会社のバスに乗ったら2回分払ってもらう
「じゃあ今度、◯◯バスにご乗車の際に、『前回の分も一緒に払います』とお話しくださいね」
日本人が大好きな「性善説」に頼った解決法。
でも、これがいちばん現実的な対応ではないかと自分も思います。
⑤ウソをつく
「じゃあね、目の前のコンビニでお金くずしてもらって来てから乗車してね」
発車時間が迫る起点のバス停で、たしかに聞いたやりとり。
大学生とおぼしき若い女性が、言われるがまま目の前のコンビニにダッシュした瞬間に何事もなかったかのようにバスは発進。
ちなみに深夜帯のため、次のバスは30分後。
…こうやって学生さんたちは、社会の厳しさというヤツを学んでいくんだろうか。
2018.4.11