2年間もの長きに渡って歯医者通いしたときの失敗について【その①】
今回は、珍しく完全に自分についての話です。
それも、恐い、恐〜い歯医者さんについて。
実は、ほんの数年ほど前まで、2年間の長きに渡って歯医者さんに通い続けていたんですね。
何といっても2年ですよ、2年!!
お恥ずかしながら、10年以上ものあいだ放置し続けた虫歯が、とうとう最終形に入ってしまったんですね。
ある晩、上アゴのあまりの痛みに就寝中にもかかわらず目が覚めてしまったんです。
疼いて、疼いて…。
それは、痛みでついに朝まで一睡も出来なかったほどのレベル。
おそらく虫歯菌が神経に侵入して、酷い炎症を起こしたのでしょう。
鎮痛剤を飲んで、氷を口に含み、ようやく平常を保てるかどうかといった状況。
鏡で自分の顔をみたら、「花咲か爺さん」のようにほっぺが膨らんでいて笑えたことを今でも覚えています。
「きっと、削らなくても虫歯が治る時代が来るに違いない…」
そう信じて、ひたすら医学の進歩を10年待ったのですが…。
どうやら限界の方が、先に訪れてしまったんです。
翌日…。
さっそくカミさんのかかりつけの近所の歯科医院を紹介してもらい、予約することに…。
だいぶ久しぶりの歯医者通いに、全身の神経が武者震いしていたことを今でも鮮明に覚えています。
そこの歯科医院は、ふたりの歯科医とも女性。
しかも、カミさんの担当の先生を紹介していただくことに。
これは、男として情けない姿はみせられないな…。
男という生き物は、いつの時代もカッコつけたがりの見栄っ張りなのです。
心のどこかで、もう一人の自分がこう囁くのです。
「カミさんの手前、簡単に痛がるような弱い男だと思われるなよ…」
マッチョな男を演じることを決意したのであります。
しかし、これが後々の思わぬ惨事を招くことに繋がろうとは…。
その②へ続く…
2018.4.1