保育士さんは仕事柄、出会いが少ないという事実
意外と世間一般の仕事って、分かっているようで分かっていないもの。
いろんな患者さんと関わりあうことで、そんな誤解と偏見に気づかされることって本当に多いのです。
そんな代表格の仕事が保育士。
みなさん、保育士さんってどんなイメージあります?
今でこそ、待機児童問題で保育士さんの勤務実態がクローズアップされていて、その過酷な勤務状況は周知されつつあるようです。
しかし、待機児童問題が今ほど注目される以前は、さしてメディアに取り上げられることもなく、僕個人的には、下手すると保育園と幼稚園の違いすら正しく理解出来ていませんでしたね。
保育士さんって、お昼寝が出来て、残業もなく定時で帰れる仕事というイメージでした。
でも、その実態はぜんぜん違ったのです。
まず、お昼寝について。
子供たちがたとえ寝たとしても、保育士も一緒になって眠るわけにはいかないのです。
寝ているあいだに、事務仕事をやらなくてはならないそう。
また、お昼寝の時間中に事務仕事すべてが片付くはずもありません。
もちろん、お昼寝が終われば、ふたたび事務仕事どころでもありません。
おのずと保護者の方々がお迎えに来たあと、残業として事務仕事をこなさなければならないのです。
いきおい、早朝から夜遅くまで長時間勤務を余儀なくされる訳。
間違っても、夕方6時に帰れるなんて、甘い仕事ではないのですね。
遅いとそれこそ夜の10時ころまで残業してたなんて話も。
(それ以上に朝が早い仕事のような気もしますけど)
そうなると、女性保育士さんの方々は、男性との出会いの場がないわけで。
もちろん男性保育士は、希少種。
男性といえば、園児を送り迎えにやってくる既婚のパパたちくらい。
なので意外に、フリーな保育士さんって多いそうなんです。
産後の骨盤矯正でいらっしゃる現役・元保育士の患者さんに旦那さんとの馴れ初めをお聞きすると、けっこう多く返って来る答えが合コン。
そうだったのか!
たいへん貴重な話をお聞きしてからは、ちょっと奥手そうな男子学生の患者さんたちには、夜の9~10時あたりに保育園の出入り口付近をウロウロするように訓示してますよ(笑)。
意外なところにチャンスは転がっているもんだと。
あらためて、日ごろ愛情をもって献身的に乳幼児に接している保育士さんたちにも、素敵な出会いがありますように!
2018.2.25