平野歩夢選手の「命を賭けた戦い」と「清々しさ」に
https://pyeongchang.yahoo.co.jp/column/detail/201802140008-spnavi
間違いなく冬季五輪史上に残る戦い。
これは、きっと後世まで語り継がれる伝説の一戦となるでしょうね。
平野選手、銀メダル獲得おめでとう!!
絶対王者であるショーン・ホワイト選手をあそこまで追い詰めたのだから、たいしたもの。
そして、勝者であるホワイト選手を素直に祝福する姿勢に心を打たれましたね。
とても19歳とは思えない落ち着きぶり。
ですが、一部報道で「誤審なのでは?」という噂が出ているのは、とても残念。
ウィンタースポーツにさほど詳しくない身としては、解りようも無い話なので、ここでは敢えて掘り下げるつもりはありませんけど…。
でも、本音はちょっと悔しいかも(笑)。
しかし、インタビューを見た限りでは、平野選手、結果を充分に受け入れている様子にも見えました。
ショーン・ホワイト選手に対する敬意というよりは、命懸けで戦ったもの同士でしか共有できない、勝敗をも超越した感情が、そこにはあるものなのかと。
そう思ったのです。
清々しさすら2人には感じましたね。
ところで。
かつて、エクストリーム系の種目といえば、これまで個々の選手たちにあまり良い印象は感じませんでしたね。
なんとなく、チャラいイメージというか。
「腰パン」騒動なんてのもありましたっけ?
国母さん、平野選手のコーチをされていた時期もあるんですってね。
お子さんもいらっしゃって、現在では、すっかり落ち着いているそう。
平野選手も、かつての国母さんに負けず劣らずの威風堂々ぶり。
耳にピアスも光っているしね。
でも、見た目と裏腹に、中身はぜんぜん違う人でした。
こんなにも大人びている青年だったなんて…。
インタビューでの受け答えは、まさに衝撃でしたね。
30歳の男性でも、あれだけしっかりとした話し方は、そうそう出来るものではありません。
知性をも充分に感じさせる内容だったです。
きっと、世界を転戦しているなかで磨かれていったものなのでしょう。
判定に不満はなかったのでしょうか?
でも、戦い切った満足感がすべてを超越したのでしょうか?
命を賭けて戦うとは、こういったことなのでしょうか?
ちょっと、鳥肌が立ちました。
2018.2.16