ogikubojinの日記

産前産後のケアでいらっしゃっている患者さんたちとのとりとめもない話

トンボじゃないトンボの話と、カゲロウじゃないカゲロウの話【蜉蝣と蜻蛉って読めますか?】

 

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みなさん、「カゲロウ」と聞いて何を連想しますか?

 

「トンボ」と答えた方は、なかなか博識な方ですね。

 

確かに江戸時代あたりまでは、「蜉蝣(カゲロウ)」と「蜻蛉(トンボ)」は、同じトンボを指す言葉として使われていたんですね。

ややこしい…。

 

でも、今回は、「トンボ」ではなく「ウスバカゲロウ」について。

 

そう。

「アリジゴク」の親である「ウスバカゲロウ」について掘り下げていきます。

 

実は「ウスバカゲロウ」って名ばかりで、いわゆる「カゲロウ」とはぜんぜん縁遠い昆虫だったのですね。

 

ただでさえ「トンボ」とごっちゃになりそうなのに、「カゲロウ」と「カゲロウもどき」とを区別しなくちゃなんて…。

 

せっかくの機会なので(笑)。

あ、今回も昆虫が苦手な方は、ゴメンなさい。自己責任でどうぞ。

 

 

 

ブログの読者さんにリクエスト頂いた

 

以前に、このブログで紹介させていただいた「アリの多様性について」の記事で、こんなコメントを読者様からもらったんですね。

 

 

ogikubojin.hatenablog.com

 

 

アリからの延長でウスバカゲロウなんかは、どうですか?(実は昆虫好き)

ますほい (id:hoso-11-bishamonten)

 

 ますほいさん、「ウスバカゲロウ」ときたら、もちろん「アリジゴク」ですよね!

阿吽の呼吸で、分かりましたよ。(ドヤ顔)

 

アリジゴクの親であるウスバカゲロウについて

 

下の写真がその「ウスバカゲロウ」です。

 

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さいころ、この虫、よく捕まえたもんです。

ひらひらと弱々しく飛ぶもんだから捕まえやすい(笑)。

 

やっぱり、トンボには見えないですけどね。

 

で、幼虫はというと、有名なアレなんですね。

 

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超閲覧注意ですよ!

↓ 

いわゆる「アリジゴク」。

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おおお!!!


まさに地獄の使者だわ~!気持ち悪い!

 

 

ところで話は変わるんですけど、ブログ冒頭で触れたとおり実は、「ウスバカゲロウ」って、「カゲロウ」の仲間とはまた違う虫なんですよね。

 

ウスバカゲロウ科は「カゲロウ」という名が付けられているがカゲロウ目とは縁遠い昆虫である。ただし、一般的に区別はあまり気にされていない。いわゆる「アリジゴク」の成虫の名として有名であるが、本科全ての種の幼虫がアリジゴクを経ているわけではない。卵→幼虫→蛹→成虫という完全変態をする昆虫である。

 

出典:ウスバカゲロウ - Wikipedia

 

 ご存知でしたか?

そんで、ここから一気に掘り下げていきますからね!

 

カゲロウの仲間

では、今度は「カゲロウ」の仲間について。

 

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出典:カゲロウ - Wikipedia

 

よく川べりで、大量発生する虫ですね。

これが、本物の「カゲロウ」なんですよ。

 

もちろん幼虫も、アリジゴクではありません。

幼虫時代は、河川で暮らす水生昆虫。

ヤゴみたいな姿してます。

 

ちなみに、こちらは幼虫も親も同じような姿形しているので、「ウスバカゲロウ」とは違い、「不完全変態」となります。

 

ヘビトンボについて

 

さて。

ここからは、上級編となります(笑)。

 

ところで、憶えていますか?

「カゲロウ」ときたら「トンボ」でしたよね。

 

…ということで、「トンボ」じゃない「トンボ」についても触れさせてください。

 

 

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出典:ヘビトンボ - Wikipedia

 

これ通称ヘビトンボ

「ウスバカゲロウ」によく似ていますが、まったく違う種類の昆虫となります。

 

これも、幼虫時代は河川で暮らす水生昆虫。

そして、気を付けなくてならないのが、噛む力がとても強いという点。

もし、遭遇してしまった折には、くれぐれも気を付けてください。

 

 

 ヘビトンボ、恐るべし。

 

おしまい。おしまい。

 

 

 

…では、ありません(笑)。

 

 実は、ここからが本題なんですよ。

 

世界最大級のヘビトンボが中国で発見される

 

数年前に、中国大陸で新種の「ヘビトンボ」が発見されたことがニュースになったんです。

それも、とても、とても巨大なヘビトンボ

 

 

※誰か名前知ってる方いらっしゃいましたら、教えてくださいな。

 

 

超絶閲覧注意 

 

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www.cnn.co.jp

 

なんですかコレは?

 

ヘビトンボの頭部が、もはやノコギリクワガタになっちゃってるじゃないですか。

 

これ、コラージュ画像でもなんでもなく、正真正銘の実在する昆虫です。

もはや、妖怪のレベルですね。

 

こんなのがもし飛んで来たら、皆さん、どうしちゃいます?

僕だったら、失神不可避ですね。

 

それにしても、ヤバいアゴをお持ちなようで…。

 

まとめ

 

とまあ、お察しでしょうが早い話、「ウスバカゲロウ」と「アリジゴク」にかこつけて、巨大ヘビトンボについてブログを書きたかっただけなんですよね(笑)。

 

数年前にヤフーのトップ記事で、コイツの写真を見た時の衝撃たるや、筆舌に尽くしがたいものありましたね。

よくもまあ、神様はこんな生き物を創造するものだと。

 

もし、気分を悪くされちゃった方がいらっしゃいましたらゴメンなさい。

 

 

2018.7.22