出会いのかたちは人それぞれ
患者さんたちとある程度打ち解けてくると思いもよらぬ話に…、なんてことも。
たとえば旦那さんとの馴れ初めの話なんか。
けっこう多く、お聞きするんですよね。
時代なんでしょうか。
これも10年前とくらべると、ずいぶん変わってきたように感じます。
そんな今どきに多いのが、ソーシャルネット婚。(そんな言葉あるのかな?)
「ツイッターやフェイスブックを通じて知り合った」なんてケースが多いんです。
オフ会なんかは、今や当たり前ですもんね。
変わったところだと、モンハン婚。
一度もプレイしたことないので、詳しい内容はわからないのですが、オンライン型のゲームなんですかね。
きっと、ゲーム上での戦いを通じて、信頼関係が深まったのでしょうか。
なかには、それこそあっけらかんと、「合コンで知り合いました!」なんていう猛者も。
保育士をやっていた方に多かった記憶がありますね。
出会いが極端に少ないんだそうな。
そんな数あるエピソードのなかで、いちばん心に残っているのがコレ。
「通勤電車で、いつも同じ車両に乗る方から恋文をもらったんです!」
こんなデジタル全盛の時代に、なんともまあ。
後に旦那さんとなる方から、突然渡されたのが始まりだそうです。
さすがに一回目の時は、怖くて無視したそうです。
当たり前です。
しかし、半年後に再び渡されてことで、上司に相談。
上司の機転で、双方2対2のグループでのデートなら、という話となったそう。
その後、男性が無事に彼女の信頼を勝ち得たのは言うまでもありません。
しかし、惚れた男の弱み。
その女性患者さんがいらっしゃる度に、旦那さんをコキ使いまくっていた話は忘れられません(笑)。
その後もうまくいっているのでしょうか。
2018.1.9