昆虫だけでなく人間だって擬態が得意なのですよ【狙撃手の世界】
みなさん「擬態」が得意なのは昆虫だけではないって、ご存知でしたか?
そう。
それは狙撃手(スナイパー)と呼ばれる方々たち。
ここでは特に狙撃手についての細かい説明は省略しますので悪しからず。
では、どのくらい擬態が得意なのかをご覧ください。
狙撃手はかくれんぼの名人
ターゲットを仕留めたら、速やかに退却するのが狙撃手の基本。
何よりも、敵に見つからないことが重要なのです。
そのためにターゲットを確実に狙えるポイント(場所)を押さえたら、周りの背景に巧妙に溶け込んで「その時」をひたすら待つのです。
狙撃手が潜んでいる写真
あまりにも巧妙に背景に溶け込んでいるものは選んでいません。
よ~く見ると、わかるレベルのものを選んでみました。
その①
その②
その③
ど~ですか?
間違いなく、犬が吠えるレベルであることは確かですね(笑)。
狙撃手上級者編
今度は、少し難易度が高めのものをお見せします。
わかるかな~?
僕もわからないや!(笑)
答えは、こちらのサイトまで。
人間の持つ特殊能力に驚くこと間違いなしです。
映画で狙撃手の世界を知るには?
そんな狙撃手の世界を描いた映画は、これまでゴマンとあります。
そのなかでも秀逸な作品を独断と偏見で選ぶとしたら、この作品たち。
まとめちゃうよ
狙撃手というのは、ある意味、特殊能力を有した人間にのみ与えられる仕事。
適性のある人間が特別な訓練を受けて、初めて任務に就けるのです。
なお、軍事においては、直接、敵部隊をせん滅させるための戦力としては考えられていません。
どちらかと言うと、一発の弾丸で敵大部隊の進軍を一時的に止めるか、もしくは、命令指揮系統の混乱を狙うことを目的としています。
なので、標的はおのずと敵部隊の司令官もしくは将校クラスとなります。
そんな事情もあって、第二次世界大戦時のアメリカ軍の将校たちは、一般兵卒と見分けが付きにくい、出来るだけ簡素な軍服とヘルメットをわざと着用していたとも聞きます。
確実に一発で仕留めること。
これが狙撃手が戦地で生き残れるかどうかを左右します。
複数発撃ってしまったら、敵に自分の居場所を教えてしまうようなもの。
つまり、見つからないことが、とても重要なのですね。
これで狙撃手がみな擬態が得意なのも、十分にご理解いただけたものかと思います。
昆虫の擬態もよかったらどうぞ!
2018.7.8