ogikubojinの日記

産前産後のケアでいらっしゃっている患者さんたちとのとりとめもない話

架空請求を片っ端から撃退した話【目指せ、イマイが行く。】

 

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みなさんは、架空請求の被害に遭われた経験って、ございますか?

 

身に覚えの無いサイト接続料を請求して来たりするアレです。

 

 

今は、だいぶ少なくなったようですが、それでもテレビで業者の一斉検挙のニュースなんかを目にすることもまだまだあります。

 

これだけインターネットが普及した今の時代、簡単に騙されてしまう方のほうが珍しいのでしょうか。

しかし、15年くらい前、自分が騙されかけたときは、まだ情報も少なかったので右往左往しちゃったんですよね。

 

 

ある日、突然に架空請求の電話が

 

業者「そちら様が以前に閲覧されたアダルトサイトの利用料が未払いとなっております」

 

見慣れない電話番号から、なんの前置きも無く切り出された、このフレーズ。

青天の霹靂とは、まさにこのこと。

 

だけど100%、サイトに接続していない確信があったんですよね。

だって、使っていた携帯電話でインターネットに繋いだことが一度もなかったんですもん(笑)。

だから、物理的に無理。

 

自分「あの〜。まったく身に覚えがないんですけど?」

 

業者「もし期限内に督促に応じない場合は、債権回収業者に委託することになります」

 

自分「え〜!!」

 

やばい。

 

なんだか知らないけど、ヤクザが家に来る。。

 

上司に相談

 

仕方なく、職場の上司に相談してみることに。

 

上司「そんなん信じるなよ〜。詐欺に決まってるじゃ〜ん!ウヒャヒャヒャヒャ…」

 

自分「あ、そうっすか。そうですよね」

 

上司というか先輩は、とてもネットに精通している方で、こういった場合にはたいへん頼りになる人間だったんです。(仕事では、あまり頼りにならなかったけどw)

 

結果、アドバイスに従い、無視することに。

 

しつこい督促の電話

 

しかし、こちらが一方的に無視したところで、業者の方はおかまいなしに督促の電話を鳴らしまくります。

 

おかげで携帯の留守電がパンク寸前に。

それよりも、充電のバッテリーがすぐになくなってしまう被害が辛かった。

 

今思えば、着信拒否すれば良かったんでしょうけど。

当時、本当に原始人だった僕は、その存在も知らずに…。

だから、業者に粘られてしまったんでしょうか?

 

そして、一向にあきらめてくれない業者にお手上げ状態に。

 

あるテレビ番組を観たことが転機に

 

日本テレビ報道特捜プロジェクトという番組内で、悪質な業者を電話一台で追及していく有名なコーナー、「ご存じ!イマイ」をたまたま観たんですよ。

 

 

 「ご存じ!イマイ」とは…

当番組を代表する人気コーナー。別名:イマイが行く。キャッチコピーは「日本一しつこいリダイヤル男」。

特捜記者であるイマイ(今井ディレクター)が、各請求業者や悪徳企業に対して執拗に食い下がり、架空請求について認めさせることを目的とする。

朴訥な話し振りで気弱そうな雰囲気を装いながら、相手の暴言に負けずに果ては世界まで追跡取材する姿が大いに共感を呼んだ。特に何度電話を切られても再ダイヤルボタンを押し、ひたすら電話をかけ続ける「再ダイヤル攻撃」は有名。

 

出典:報道特捜プロジェクト - Wikipedia

 

オレも、これやろう!

 

何だか妙に勇気を貰えちゃったんですよね。

 

守勢から攻勢に転じる!

 

 

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夜中の0時だろうと、こちらの都合に関係なく、ジャンジャンかかってくる督促の電話。

 

しかし、こちらはサイト接続どころか、インターネットにすら接続したことなかったんです。

だから、請求が詐欺であることについては、100%確信があった訳なのです。

 

 

じゃあ、それなら不毛な戦いに終止符を打たなければならないと考えたのです。

 

 

それで、思いついた作戦が、

逆にこちらから、あらゆる時間帯に電話をかけまくってやること。

 

24時間、迷惑電話作戦開始!!

 

自分「あの〜、さっき電話頂きました?」

 

業者「あ?おめぇか。払う気になったのか?」

 

自分「いえ。だってサイト閲覧してないですもん」

 

業者「◯×◯△◯×◯〜!!!」

 

 

業者の人間、けっこう簡単にキレます。

 そんで結局、向こうから一方的に電話切られちゃうんですよね。

 

そこで、時間を置いて、再びこちらから電話。

 

自分「あの〜。◯◯社さんですか?」

 

業者「またオメェか?今何時だと思ってんだ?」

 

自分「3時ですけど何か?」

 

業者「プツン!プープープー…」

 

だんだん、こちらから追い込んでいきます。

業者の睡眠を妨害して、脳ミソを破壊してしまう作戦です。

 

 

自分「あの〜?聞き忘れてしまてたんですけど。御社の所在地って、どちらでしたっけ?」

 

業者「そんなの関係ね〜だろが!」

 

自分「そもそも何で固定電話でおかけにならないんですか〜?」

 

業者「プツン!プープープー…」

 

 

都合が悪くなると、すぐに電話を切られちゃうようになりました。

そして、もはや業者側からは電話がかかって来なくなったんですね。

 

でも、もう目的は「ご存じ!イマイ」と一緒。

その正体を暴くこと一点。

 

 

自分「あの〜?」

業者「またオメェか〜?しつこいな」

 

 

〜〜〜内緒〜〜〜

 

ここからは、とてもじゃないけど、ここでは書けないような暴言の限りを尽くしてしまったことを白状します。

 

なので、省略というか内緒(笑)。

 

結果、その業者にすべてが虚偽であることを白状させ、詫びさせました。

でも今思うと、通話記録から、こちらが逆に迷惑行為で御用になってしまう危険があったのかも知れませんね。

 

その後は

 

どういう訳だか、僕の携帯電話って、架空請求の電話がよくかかって来るんですよね。

だから、みな同じように対処しましたよ。

 

ただ業者のレベルもピンキリ。

なかには噛みまくって何しゃべっているのか解らない輩がいたり…。

腹をくくってないのか、おどおど喋るばかりで、こちらが逆に心配してしまう輩なんかも。

 

 

自分「君、大学生?ぜんぜん、この仕事向いてないと思うよ」

 

彼には人生について説教しようと思ったら、すぐに電話切られてしまいました。

 

一方で、なかなか手強い輩に手を焼いたりしたことも…。

 

業者「調子コイてると、今からオメエさらいに行くぞ!」

 

 

まあ、本当に来ることはありませんでしたけど…。

 

 

最後に

 

僕の場合は、あくまで架空請求での話です。

 

もっとも間違わないで頂きたいのは、本当にアダルトサイトに接続してしまった結果、パソコンがウイルス感染してしまったような方々のケース。

そのような方は、専門家に適切なアドバイスを仰いでください。

 

また、たとえ架空請求であっても、名簿屋経由で横流しされた情報からだと、本当に怖い方々が自宅にお見えになる危険性があるので、オススメ出来ません。

 

ん?

あれ?

オレ、相当にに危険なヤマを踏んじゃってたのかな?

 

 

2018.6.12