ogikubojinの日記

産前産後のケアでいらっしゃっている患者さんたちとのとりとめもない話

街中が警察官だらけになってしまう時【富田林の脱走男のニュースをみて】

 

 

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先週でしたか、都内でも駅構内で頻繁に警察官の姿を見かけたんです。

それは、主要ターミナル駅にとどまらず、郊外のベッドタウンのような駅でも。

 

やはり、あの事件でなのでしょうか?

 

www.sankei.com

 

 「都内に潜伏しているかもしれない。」といった情報も聞きます。

これだけ見つからないところを見ると、本当にもう大阪にはいないのかも知れませんね。

 

捜索範囲は、もうきっと東京にも及んでいるのでしょう。

しばらく都内は、警察官だらけになりそうです。

 

そんな「街が警察官だらけになった」過去のケースをちょっと回想してみることにしました。

 

 

連日3千人の捜査員を投入して捜索を続ける大阪府警

 

逃走中の犯人は窃盗だけでなく、性犯罪の容疑もあるようです。

そんな彼が再び重大犯罪に手を染めるようなことが起きようものなら、大阪府警のメンツは丸潰れ…。

 

警察OBも懸賞金を掛けて、側方支援に入ったようですね。

 

それだけ世間の関心も高く、まさに大阪府警のメンツが掛かっている案件ともいえるのですね。

 

あ、余談ですが、この容疑者のせいで、府警のみなさんのお盆休みは、きっと吹っ飛んでしまったのでしょうね。

なんと罪深い…。

 

過去に大規模捜索が行われた事件

 

今回のような、全国の警察による大掛かりな捜索で、特に印象に残っているのが、この2件ですね。

 

イギリス人英会話講師殺害事件

 

無人島にしばらく潜伏したあと、整形してまで逃げ続けた「あの事件」です。

 

matome.naver.jp

 

千葉で起きた事件でしたが、あのときも都内潜伏情報が流れた途端、都内は警察官だらけになりました。

 

当時、主要ターミナル駅であるJR池袋駅でも、もちろん早朝から警察官が配置されていました。

 

でも、改札前に設置した台に乗って行き交う乗客を監視していた、若い警察官が爆睡してしまっていた光景は今でも忘れられません(笑)。

起こしてあげようかと思ったんだけど、もちろんやめましたよ。

 

 

逃走中だった元オウム幹部の逮捕劇

 

この事件も憶えていますかね?

17年にも及ぶ逃走劇の結末は…。

 

www.jiji.com

 

そもそも平田元容疑者、一度わざわざ警視庁にまで出向いて出頭していたんですよね。

 

でも、正門前で警備にあたっていた機動隊員が「いたずら」だと思い込んで、追い返してしまったという案件でもあります。

 

news.livedoor.com

 

あの時も、「都内に潜伏か?」というニュースが流れて、都内は警察官だらけになったんです。

都内ネットカフェを一斉捜索なんて報道も。

 

ところで。

 

「あの日」は、ネットカフェなるものを一切利用したことなかった僕が、「たまたま」待ち合わせの時間つぶしにと、ネットカフェに入ってしまった日でもあったんですね。

 

そして、「たまたま」身分証である運転免許証を携帯し忘れて、代わりに保険証を提示するなど…。(あやしさ満点ですよね(笑)。)

慣れないネットカフェの段取りにオロオロしていた僕に応対してくれた、受付のゴスロリ調の若いお姉さん。

 

一瞬、真っ黒クロの衣装のせいか、とっつきにくい感じかと思ったのですが、優しくイロハを教えて下さり、その節はどうも有難うございました。

 

ただ、個室でネットしている最中は、ひょっとしたら「通報されているかもな」なんていう一抹の不安も抱えていたんですよね(笑)。

たぶん、平田容疑者にぜんぜん似ていなかったから大丈夫だったのかな?

 

街が警察官だらけになってしまった、もうひとつのケース

 

 

かつて、福岡県警で「暴力団対策課」で指揮をとっていた警察OBに対する狙撃事件。

 

www.nikkei.com

 

北九州に拠点を置く工藤会の関与が明白だったこともあり、県警は、すぐに組事務所の家宅捜索を決行。

その際、北九州市全域が警察官だらけに。

 

警察OBが暴力団に狙われたとあって、全国の警察の威信とメンツをかけた犯人捜査となったため、日本中の警察が北九州に応援に駆け付けたのですね。

 

北九州は、それはもう街じゅう警察官だらけとなったのです。

 

そして、組本部への家宅捜索の様子がニュースで報じられました。

捜査令状をもった警察官と、屈強な組員たちとの押し問答が繰り広げられたんですが…。

 

当時、ワイドショーで流れたニュース映像をみて、正直どちら側が組員なのかわからない画にビックリしたことを覚えています(笑)。

 

なんでも、 警察関係者の方にお話を聞いたら、体格の良い警察官がいわゆる「マル暴」にスカウトされるのだとか。

だけど容姿についても、おんなじ顔になっちゃうものですかね~。

 

まとめ

 

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街中、警察官だらけになる状況って、そうそうないもの。

今度なるときは、きっと東京オリンピックの時なんでしょうか?

あ、その前に東京マラソンが先にあるっけかな?

もちろん、そうあって欲しいものですけど。

 

ところで、富田林の逃走中の容疑者は、きっと大阪じゅうの警察関係者の家族に恨まれているでしょうな。

彼一人のせいで、いったいどれだけの警察官が休暇返上で余計に働くことになったことやら。

 

 2018.9.17