僕の乳幼児期の記憶って本物?それとも偽物なの?【乳幼児期の記憶について】
患者さんとふだん話すことで、頻繁にテーマとしてあがるのが乳幼児期の記憶について。
自身の小さい頃の思い出って、皆さんいったいどれくらい残っているものなのでしょうか?
乳幼児期の記憶って、意外と記憶からスッポリ抜けてしまっているもの。
とくに3歳までの記憶って、なかなか残らないのだそう。
これを「幼児期健忘」というそうです。
いったい、なぜなのでしょうか?
これまでは、幼児期の脳が未熟であるが故に、経験したことが記憶として定着せずに消去されてしまうといった学説が有力でした。
しかし、最近の研究によると3歳までの記憶自体は残っているのですが、それにアクセス出来なくなってしまうのだそうです。
ちょっと興味のある方は、こちらの記事を参考にされてみて下さい。
ところで、実は僕自身はというと、けっこう3歳児以前の記憶って残っているんですね。
いちばん記憶に残っているのは、鼻クソを食べようとしたら間違って目クソを食べてしまったら激マズだったこと(笑)。
1歳か2歳頃の記憶かと。
(※別に鼻クソが美味しいと言っている訳ではない)
それと、30年ぶりにフラッシュバックした記憶なんてのも。
3歳くらいだった頃、ある日、お母さんがいきなりイメチェンしちゃったことです。
黒髪でコンサバな感じだった母ちゃんが、美容院から帰ってきたら茶髪アフロに茶色いスモークのかかったサングラス姿で帰ってきたんですね。
そりゃショックでしたね。
これ、自分が30歳ちょっとの頃、患者さんと話していた時に、何かの拍子にいきなり忘れていた記憶がよみがえったんですよ。
ちょうど何かの封印から解かれたような感じ。
ところで。
最近、別の記事で、ちょっと興味深いものが。
ひょっとしたら、これら乳幼児期の記憶が捏造なのかも知れないという記事です。
父ロボ (id:titirobo)さんの記事から引用させていただきます。
ひょっとしたら、患者さんとの話を盛り上げるために、無意識のうちに膨らませちゃった記憶なのかな?
それとも、そもそもそんな事実自体がないと?
ちょっと、自分自身、分からなくなって来ましたね。
みなさんは、幼児期の記憶って、残っていますか?
2018.4.30