荻13系統バス、その存在は間違いなく遅延路線の救世主であると
ますます、その混雑ぶりが悪化していくばかりの石神井公園駅南口発、上井草駅経由~荻窪駅北口行き西武バス。
通称「荻14系統バス」。
なんでもない普通の晴れた平日なのにもかかわらず、しばしば満員により乗車拒否もやむを得ない状況に陥る恐ろしい路線。
しかし、最近偶然に気付いたのです。
特定のダイヤのバスは、さほど混まないという事実に。
そして、運行ダイヤのある法則が関係していることに。
日本有数の遅延路線である荻14系統バス
これ以上、無秩序に石神井公園駅前の再開発が進むとなると、周辺交通の破綻がいよいよ現実のものとなってきそうです。冗談抜きで。
日本有数の遅延コースとして、あまりにも有名な「荻14系統」。
過去にも、そのあまりに酷い遅延ぶりと自分なりの対策とをこちらのブログで紹介させていただきました。
要するに、悟りでも開く心境で朝早く起きて、早い時間のバスに乗るしかなかったのですが。
さらに「もう一本早いバス」に乗ると、さほど時間ロスもなく定刻通りに終点の荻窪に到着できることを発見したのです。
スムーズに到着できるのは、どういうわけだか途中乗車してくる方々が少ないから。
それも、一番の難所である「上井草駅前」バス停から乗車される方々が…。
遅延路線の救世主となる「荻13系統」バス
もう一本早いバスに乗るのがすっかり習慣化してしまっていた、ある朝。
ぼーっと車窓から景色を眺めていたところ、たまたま直前を走る西武バスの存在が目に入ってきました。
よ~く見ると「荻13系統」という表示が。
「石神井公園駅~上井草駅~荻窪駅」のコースを「上井草駅~荻窪駅」というようにショートカットして、ピストン輸送するのが「荻13系統」なのです。
初めてその存在を知りました。
そして、なぜ今、自分が乗車しているバスが空いているのかも。
前を走る「荻13系統」バスは、なかなかの混雑ぶり。
そう、そのバスが「上井草駅前バス停」からの乗客を一手に引き受けてくれていたのです。
しかも、調べてみると途中で経由する上井草駅前から荻窪駅まで全く同じルートを走るのにも関わらず、ほとんど1~2分の差で上井草駅前を出発するのです。
↓上井草駅前の西武バス時刻表です(おそらく『始発』という表記が13系統かと)
上井草駅 時刻表 ( <荻13> 上井草駅~荻窪駅行 ) | 西武バス
そりゃ、上井草駅前から誰も乗ってこない訳だよ(笑)。
救いようのない状況に明日はあるのか
朝の混雑時にのみ存在する「荻13系統」バス。
まさしく混雑緩和の救世主になりうる存在です。
おそらく石神井公園駅前の再開発は、これからもっと進むことでしょう。
そうなると、さらなる乗客増が当然見込まれます。
西武バス関係者の方、もしこのブログを見ていましたら、ぜひとも「荻13系統」の増発をお願いしたいのです。
でないと、途中停留所にある中央大学杉並高等学校の生徒さんたちが学校に間に合わなくなってしまう事態も予想されます。
どうか日本の将来を担う若い子たちが、これ以上ムダに睡眠を削らなくても済むように、賢明なご判断をここに切に願う訳なのであります。
※追記:混まなくとも、結局は踏み切りが開かなければ遅延することに変わりはない模様。
2018.3.28